RQ災害教育センターは、日本や世界で大規模な自然災害が発生したとき、
1)まず自分の命を守り、生き残ること
2)自然災害と向き合い、そこから学ぶこと
この2つを大切なことと考えています。

一般的に、大きな災害発生時、ライフラインが止まって孤立した人の救助のタイムリミットは「72時間」といわれています。もしも、大災害に遭遇して孤立してしまったら・・・。自分の命を守るには、どんな事に気をつければいいでしょう? どんなスキルがあると安心でしょう?
 

今回、実際にプロの現場で採用されている知識や技術をベースに、以下の講座を企画しました。講師は、川口拓さん。
野外活動中や都市生活の中で、災害に遭遇した際に慌てずに自分の命を守るための知恵と技術を、この機会にぜひ身につけてください。

 

■講師プロフィール10723077_4879504603283_1498598182_n のコピー
川口 拓
WILD AND NATIVEネイチャースクール代表
子どもの頃から自然が好きで、渓流で魚を獲りその場で焼いて食べたりして育つ。1996年~2004年、カナダやアメリカを何度も訪れ、雪山登山、ロッククライミング、カヌー、カヤック、野外救急法、野外教育法、ネイティブ・アメリカンの古来の教え、大地と共に生きるサバイバル技術等を学ぶ。2001年よりネイティブ・アメリカンの大地と共に生きる術、哲学、アウェアネス(原始の感覚の使い方)、サバイバル技術等を、一般から現役自衛官、警察官に至るまで、幅広く伝えている。一般社団法人危機管理リーダー教育協会代表理事

 

災害時に自分の命を守る知恵と技術を学ぶ講座

自助に焦点をあてた講座

──命を守る法則を学び、自分専用の非常用持ち出し袋をつくろう
災害時の「孤立状況」は、電気、ガス、水道などのライフラインが寸断することで発生します。
もしも自分が大災害に遭遇して孤立してしまったら・・・。そのような状況下で救援の手が届くまでの間、生き延びるためにどんな準備をしたらいいのでしょう。この講座は、まず「なにがあれば自分自身や家族など、大切な人の命を守ることができるのか」その法則を学びます。そして、その法則に沿って「自分専用の非常用持ち出し袋」のつくり方を紹介していきます。災害時に役立つアイデアを紹介する講座というよりむしろ、都市での災害時の「生き延びるための基本的な法則」に焦点をあてた講座です。

 

[開催日]2015年4月18日(土) 13:30~17:00 3.5時間
[場 所]RQ災害教育センター

(東京都荒川区西日暮里5-38-5 日能研ビル6階会議室)

[参加費]3,500円
[定 員]30名
[主 催]RQ災害教育センター

 

■本講座で学ぶこと
● 命を守るために必要な4要素と、それを作り出す方法や道具の準備の仕方
(非常用持ち出し袋のつくり方)
● 風雨をしのぐための簡単なシェルターづくり
● 非常時のためのロープワーク など


 

 


ブッシュクラフトの技術も身につけておくと、さらに万全!
RQ災害教育センターが協力

ブッシュクラフト–––アウトドアサバイバルを楽しみながら身につける3日間

ブッシュクラフトは、森の中での「趣味として楽しむアウトドアサバイバル術」という意味の、最低限の道具しか使わないキャンプのことです。道具が無い分、技能でカバーする、そこがブッシュクラフトの醍醐味であり楽しさです。
しかし、このプログラムで学ぶのは楽しさの追求だけではありません。大きな災害では、72時間を過ぎると生存率が大きく減少するため、「救出のタイムリミットは72時間」といわれています。万一自分が大災害に遭遇して孤立してしまった時、自分の命を守るには、どんな事に気をつけるべきか? どんな技術が必要か? 実際にプロの現場で採用されている知識、技術をもとに、「サバイバル実習」ではなく、「生き延びる術を学ぶ」3日間です。

 

[開催日]2015年4月10日(金)~12日(日) 3日間
[場 所]茨城県常陸大宮市「御前山青少年旅行村」
[参加費]35,000円(受講費、傷害保険料、食費、宿泊費)
[主 催]一般社団法人危機管理リーダー教育協会
[協 力]一般社団法人RQ災害教育センター
[お申込み]CMLE認定 ブッシュクラフト初級検定

 

〈お断り〉このプログラムは社団法人危機管理リーダー教育協会様主催の「CMLE認定 ブッシュクラフト初級検定 – アウトドアサバイバルを楽しみながら身につける」にRQ災害教育センターが協力するものです。申込は直接主催者のウェブサイトから行ってください。また、RQ災害教育センターはブッシュクラフト初級検定の資格取得を推奨するものではありませんので、資格に関する講座受講はご自身のご判断でお願いいたします。

 

■本講座で学ぶこと
● ナイフ等の道具の使い方
● シェルターの作り方
● 火のおこし方
● 水の確保の方法 など

 

■持ち物
▪ 初日の昼食、水筒、嗜好品(おやつなど)
▪ 汚れてもよい服装(ジャージやジーンズ、フリース等)
▪ 動きやすい靴(運動靴やスニーカー)
▪ ノート・筆記用具
▪ ナイフ(二つ折りでないもの歓迎、無料レンタル有)
▪ タープ(ブルーシート)180×180、または180×240程度
ホームセンター等で購入可能。事前予約者限定で主催者が用意:当日現地払い)
▪ 取っ手&蓋付き鍋、またはコッヘル(サイズはインスタントラーメン一人前を作れるくらい。直火にかけて真っ黒になるので、手持ち品や安価なものがおすすめ。インスタントラーメンは作りません。)
▪ 外で寝たい方はテント、寝袋等
▪ 洗面用具(お風呂セット含む)
▪ 雨具
▪ 懐中電灯やマグライト、ヘッドランプ等
▪ 割れないマイ食器(ご飯用と汁用)&カップ
▪ レジャーシートやアウトドア用座布団・座椅子等(地面に座る時に便利です。)
▪ 常用薬(あれば)
▪ その他必要と思われるもの
詳細はこちらから。




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