『災害と減災』をテーマに全6回の連続セミナー
第5回「災害ボランティア『救援から復興支援へ』」
第5回のテーマは「ボランティア」。「無償の行為」ではなく「自発的な行為」がボランティア。災害多発国の日本でもようやく「災害ボランティア」の役割りと効果が認知され始めてきました。日本の国際ボランティア(NGO)発祥の地といわれる1980年のカンボジア、さらにはボランティア元年とも呼ばれた1995年阪神淡路大震災を経て、東日本大震災ではボランティアはどう機能したのか。
ボランティア初心者にとって参加するためのハードルは何だったのか。被災地ではどのような仕事がなされたのか。カンボジア以来、多くの現場に立ってきた広瀬が豊富な実例をもとに、これからの日本社会に不可欠な災害ボランティアについて検証します。
全6回の講師は広瀬敏通RQ災害教育センター代表理事。ぜひご参加ください
[全6回スケジュール]
第1回 |
災害大国の日本2012年11月7日(水)19:00~21:00 |
第2回 |
災害と都市2012年11月21日(水)19:00~21:00 首都圏直下地震や名古屋、大阪など都市圏での深刻な被害予想の中身を検証。都市で生き抜く知恵を伝えます。 |
第3回 |
災害時パニックと情報の役割り2012年12月5日(水)19:00~21:00 パニックを多角的に調べ、その仕組み説き明かします。さらに情報の持つ力と怖さも豊富な事例で検証します。 |
第4回 |
日本の防災と減災、助かるメカニズム2012年12月19日(水)19:00~21:00 防災では優れた実績の日本が、「想定外」の災害で敗れ去った東日本大震災。マニュアルではない実践的な防災減災について話します。 |
第5回 |
災害ボランティア「救援から復興支援へ」2013年1月9日(水)19:00~21:00 「無償の行為」ではなく「自発的な行為」がボランティア。ボランティアの役割りと効果、その可能性について見てみます。 |
第6回 |
災害現場は学びの場《災害教育》2013年1月23日(水)19:00~21:00 被災地に行ってくると自分が一皮むける、そんな経験は誰にでもあります。ところがそれこそが災害大国でとても重要な意味を持ってくるのです。 |
★連続セミナー『災害と減災』@西日暮里★
第5回「災害ボランティア『救援から復興支援へ』」
【全6回スピーカー】広瀬敏通(日本エコツーリズムセンター代表理事、RQ災害教育センター代表理事)
【日時】2013年1月9日(水)19:00-21:00
【参加費】2,000円(飲み物、テキスト付)
【共催】一般社団法人RQ災害教育センター
【場所】日本エコツーリズムセンター事務所
東京都荒川区西日暮里5-38-5 日能研ビル2F
【お問い合わせ】日本エコツーリズムセンター
TEL:03-5834-7966 FAX:03-5834-7972
【お申込み】下記のお申込みフォームまたは電話(03-5834-7966)、ファックス(03-5834-7972)でお名前、メールアドレス、ご連絡先電話番号を日本エコツーリズムセンター事務局にお知らせください。
*日本エコツーリズムセンターのサイトに移動します。
政府の災害救援専門機関「国際緊急援助隊」創設メンバー。阪神淡路大震災では東灘小のボラセン、中越地震では川口町ボラセンをそれぞれ立ち上げて活動。スマトラやペルーにもスタッフを派遣し救援活動を行った。東日本大震災では2日後にRQ(レスキュー)市民災害救援センターを立ち上げ、現在、一般社団法人RQ災害教育センター代表理事。
東日本大震災の救援活動のためにRQ市民災害救援センターを発足。9カ月間で延べ4万5千人のボランティアを被災地に派遣。支援物資を届ける緊急支援から、被災前の地域や暮らしの姿を記録する”聞き書き”まで活動は多岐にわたった。
2004年の中越地震では震度7を記録した新潟県川口町にボランティアセンターを設置。多いときには800人(1日)押し寄せるボランティアと毎日全体ミーティングを欠かさず、強いコミュニケーションをとることで、効果的な活動を行った。このときから《情報共有で自主自律・ボランティアのためのボランティア》などのユニークな活動が評判になった。