RQ災害教育センターは、災害に強い社会をつくるための人づくり(災害教育)を進めています。災害の現場では、本来の目的である被災者への救援活動を通じて、個人がより大きな存在へと成長する能力を開花させる機会が頻繁に訪れます。私たちはこのような自分の生きる力に気づいた人が、頻発する自然災害発生時や緊急時に、いち早く救援者としてリーダーシップを発揮すると信じ、そのような人がたくさん生まれる社会が災害に強い社会をつくるのだと思っています。
そのためには、緊急時に救援者として必要な基本的なスキル、および、災害の現場で自らがどのように「在る」のかを学ぶ機会が必要だと考え、本年度より「災害教育プログラム」を実施いたします。 受付終了
災害教育プログラム第1回
「都市災害を生き抜く術と自然と共に生きる術を学ぶ」2泊3日
[日時]2014年11月6日(木)〜8日(土) 2泊3日
[講師]川口拓[WILD AND NATIVE/
(一社)危機管理リーダー教育協会 代表理事]
加藤大吾[アースコンシャス 代表]
[場所]山梨県都留市
[定員]15名(最少催行人数:7名)
[参加費]32,400円(現地までの交通費、宿泊費6000円程度は別途必要)
[集合場所]富士急行大月線都留市駅
[内容]
都市で被災した際、その後に起こりうる孤立状態のなかで、レスキュー隊が到着するまでに自分がとるべき行動と考え方を学びます。パニックにならないコツ、自分にふさわしい非常用持ち出し袋の作り方など、体験を通じて学び、生き抜く知恵を身につけます。
会場のひとつは都留市の「かとうさんち」。上記を学びながら、生きるために必要な食やエネルギーを自然環境の中から得る知恵、東日本大震災発生直後に「名もない救援隊」として支援活動を展開した加藤大吾氏の考え方などもご紹介いただきます。
・都市で災害にあった際の対処法
・生きるために最低限必要なもの
>家や会社に備蓄しておくべきもの、その使い方
>非常用持ち出し袋を安価で自作する
・自然のサイクルから食とエネルギーをいただく
>命をいただき食とする
>薪から風呂を焚く
>麦の粒からパンケーキ・うどんを作る
・名もない救援隊のあり方、考え方